- IT系の資格を取得したい人
- 就職や転職で履歴書に書ける資格の欲しい人
- 今後、IT分野で働きたい人

IT化がどんどん進んでいるな~。
ITに少しは強くならないと心配だな~。。。



そうですね。
IT知識をもっているか、もっていないかでは大きな差です。



やっぱりそうですよね。
IT知識を身に付けられる、おすすめの資格はありますか?



『ITパスポート試験』略してiパスがおすすめです!



そうなんですね。
詳しく教えてください!



それでは、『ITパスポート試験』について解説していきます。
どんな資格?
『ITパスポート試験』は、ITの基礎知識を証明できる国家試験です。
情報技術者系の試験の登竜門と言われており、業務上で情報技術を扱う人は取得しておきたい資格です。
『ITパスポート試験』を取得することで、このようなメリットがあります。
- 就職や転職に有利になる
- キャリアアップにつながる
- 情報技術系の上位試験対策になる
試験概要
試験概要はこちらです。
資格難易度 | ★★☆☆☆ |
受験資格 | 無 |
試験時間 | 120分 |
試験会場 | 希望する試験センター(近隣のPCスクールなど) |
日程 | 随時 |
試験方式 | CBT方式 |
試験科目 | ストラテジ系・マネジメント系・テクノロジ系 |
合格基準 | 総合評価点600/1000点以上・分野別評価点300/1000点以上 |
受験料 | 5,700円 |
合格率 | 約50% |
各項目の詳細



ここからは、下記項目について詳しく説明していきます。
受験資格
受験資格はありません。誰でも受験できます。
令和4年1月度の受験者の割合は、このようになっています。
社会人 | 12,568人 |
学生 | 5,170人 |



社会人の割合の方が多い傾向にありますね。
学生でも、かなりの人数が受験をしています。
試験科目
『ITパスポート試験』ではこの3つの分野から出題されます。



分野ごとに見ていきましょう。
ストラテジ系
大分類 | 中分類 |
---|---|
1.企業の法務 | 1.企業活動 2.法務 |
2.経営戦略 | 3.経営戦略マネジメント 4.技術戦略マネジメント 5.ビジネスインダス |
3.システム戦略 | 6.システム戦略 7.システム企画 |
マネジメント系
大分類 | 中分類 |
---|---|
4.開発技術者 | 8.システム開発技術 9.ソフトウェア開発管理技術 |
5.プロジェクトマネジメント | 10.プロジェクトマネジメント |
6.サービスマネジメント | 11.サービスマネジメント 12.システム監査 |
テクノロジ系
大分類 | 中分類 |
---|---|
7.基礎理論 | 13.基礎理論 14.アルゴリズムとプログラミング |
8.コンピュータシステム | 15.コンピュータ構成要素 16.システム構成要素 17.ソフトウェア 18.ハードウェア |
9.技術要素 | 19.ヒューマンインターフェース 20.マルチメディア 21.データベース 22.ネットワーク 23.セキュリティ |
合格率
過去の合格率はこのようになっています。
年度 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
---|---|---|---|
2020 | 131,788人 | 77,512人 | 58.8% |
2019 | 103,812人 | 56,323人 | 54.3% |
2018 | 95,187人 | 49,221人 | 51.7% |



以前までは約60%程と言われていましたが、最近は50%くらいまで落ち込んできています。
学習時間
『ITパスポート試験』は独学で取得できる資格です。
もともとのIT知識にもよりますが、学習時間は50時間程と言われています。
人によって、半分の時間で済んだり、逆に倍の時間がかかることもあります。



計画的に学習を進めましょう!
まとめ
いかがでしたか?
『ITパスポート試験』は、将来のIT社会を考えても取っておきたい資格の1つと言えます。
IT系の知識の少ない人には、最初は難しい言葉が並んでいるように見えます。
ただし、『ITパスポート試験』は決して難易度の高い資格ではありません。
是非、将来を見据えてトライしてみて下さい。



『ITパスポート試験』の他にも、MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)もおすすめです。

